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ミニの退院:アーシング施工

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修理に出していたミニが帰ってきた。症状は、バッテリーの充電不良、それに、時々のカーステの停止。はい、電圧が落ちてる。今回は、バッテリーの劣化ではなく、オルタネーターの不具合ということだった。古いためなのか、充分な発電が出来なくなったため交換。ちょうど、行きつけのミニ屋さんに在庫のあった程度の良い中古品に交換していただいた。この交換により、オルタネーター側の電圧は正常値の14Vとなった。では、バッテリー側はどうだろう。ということで、テスターで測ると、13Vとちょっと。明らかにロスしてる。これでは、走行中でもバッテリーは充電しない。どうやら、経年により、ボディの電気的抵抗が上がり、結果的に、バッテリー側に戻ってくる電圧が低下する、ということらしい。

ここで、簡単にクルマの電気構造のおさらい。まず、バッテリーはクルマの電気を貯める役割を持つのはご存知の通り。バッテリーは、エンジン始動時にスターターに電力を供給し、走行中は、オルタネーター(発電機)により電力が供給され、同時に、バッテリーも充電され、蓄電する。つまり、バッテリーには、電力を供給する役割と、電力を貯める役割があるわけだ。バッテリーには、プラス端子とマイナス端子があるのだけど、プラス端子は、電力を供給するためのもので、ケーブルで繋がれている。一方、マイナス端子は、クルマのボディ(ボディアース)に繋がれてるだけ。ここに問題があるらしい。つまり、鉄製のボディは電気を良く通すのだけど、銅線よりも電気抵抗値が高いから、電力のロスが発生する。そして、その抵抗は経年により上がってくるから、結果的に、オルタネーターで作られた電力が全部、バッテリーに戻ってこなくなるわけだ。これを改善するための手法に『アーシング』がある。『アーシング』は、バッテリーに戻す電気をボディ経由ではなく、ケーブルで直接戻そうとするもの。これにより、ボディの電気抵抗の問題を解消することができる。

クラシックミニの場合、実はとっても厄介なのが、バッテリーはエンジンルームではなく、リアのラゲージルームにあること。だから、マイナスケーブルをエンジンルームから、はるばる後ろのラゲージルームまで持ってこなければいけない。大変な作業なのだけど、ボクが通うミニ屋さんには絶大の信頼があるから、全てお任せ(冒頭の写真の青いケーブルがそれ)。その結果、まったくのロスなく、ほぼ100%の電気がバッテリーに戻ってくるようになった。
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さて、アーシングの効果については、色んなところで賛否両論があるのだけど、体感できるかどうかは、クルマにもよるらしい。理論的には、アーシングを施すことにより、効率よく電気が流れるようになる。その結果、例えば、添加プラグ火花の安定化、燃費の改善、ヘッドライト、エアコン等の電装品の安定稼働、トルクのアップ、オーディオサウンドの改善などもあるらしい。なるほど、元気一杯な始動と、力強さもアップした感じがするのは、思い込みのせいだけではないようだ。
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うちやん

私のボンネビルも電圧が低くなり始動できなくなります。
オルタネータがダメなのかなぁ・・・・

昔、30年落ちの車をアーシングしたらトルクアップし、始動が良くなりました経験があります。
ボンネビルも試してみようかな?
ボンネビルの場合、バッテリーのアースとセルモータ、イグニッションコイルのグランドに接続すればいいののかな?

roadmanbo

うちやんさん。
オートバイのアーシング、調べてみると、色々、トライされておられるかたもいるようですね。効果は?興味津々ですね。
  • URL
  • 2013/09/16 23:53

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