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第64話 街角アート(ローマ、2007年)

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「ごちゃごちゃした街」、これがローマの街に対する僕の第一印象です。街は、車が氾濫し、時々、車の間を、オートバイがちょろちょろしながら走っています。やはりローマはイタリアの街、べスパに代表されるような小型バイクが多く、街中には2サイクル用のエンジンオイルの燃焼した匂いが充満しています。また、ローマは、旅行者にとっては、巨大迷路です。地図を片手に、街中をさまよっている旅行者の姿をあちこちで見かけました(僕も、その中のひとりです)。観光する時間よりも、地図とにらめっこしている時間の方が長いのではないか。
 
ローマの街を簡単に表現すると、「古代遺跡と現代文明が混在する街」となります。古いモノと新しいモノが、水と油のように、決して混ざり合うことなく共存し、調和し、それらがひとつとなって独特の街の雰囲気を作り出しています。勿論、たった一日のみの滞在で、二千年以上の歴史を持つローマを理解することは不可能です。本当にその街を知るためには、やはり、素通りの旅ではなく、そこに生活して、例えば、異なる季節の様々な天気を肌で感じることが必要だと思います。
 
この写真は、テベレ川西岸の古い街並みがある地域で撮った相当年代モノの建物の一角です。ローマの街を絵画で例えるとしたら、「水彩画」ではなく、やはり「油絵」なんだろうなぁ、と思うのでした。
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