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第77話 窓辺の風景(アムステルダム、2007年)

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アムステルダムには、レンガ造りの古い建物を基本とする、いわゆるヨーロッパらしい街並みがあります。当然、通りに面した部屋には窓があります。通りを歩きながら、その窓辺を観察することは、意外に面白い。それぞれの窓には、花瓶、照明、花、絵画などの小物が配置され、それぞれ個性的な空間があります。限られたスペースなので、何でもかんでも置くわけにもいかず、見栄えの良い窓辺を作るためは、ある程度の美的センスが必要だと思います。更に、外から眺めた時に、最もキレイに見えるように考えながらセッティングする必要があるようです。

通りに面した窓の全てがセンス良く飾られているわけではなく、中には山積みの雑誌などで物置化している窓もあります。窓辺の雰囲気から、そこの住人の美的感覚とか趣向を知ることができるかもしれません。
 
例えば、この写真にある窓辺はどうでしょう。チューリップを並べるだけのシンプルな構成ですが、かなりハイレベルな窓辺だと思います。無駄のない美しさを感じます。ここに住む人は三十代後半の落ち着いた感じの素敵な女性、とは僕の推察(というよりも希望)です。若い女性であれば、チューリップの大きな束を、もっと豪快に飾るのではないかと。現実はどうなんでしょうか?胡散くさいおっさんが玄関から出てきたりすると、ドン引きしてしまいそうです。そんなことを想像しながら散歩するのも、それはそれで楽しいです。
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