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第81話 変わり行く町並み(島田市、1999年)

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静岡にある島田という町は、人口十万人足らずのこの小さな町ですが、その昔は東海道の宿場町として栄えました。そんな風情のある宿場町の雰囲気も、だんだんと薄れているようです。町の中心部の通りには、恐らく、以前はとても賑やかだったと思われる商店街があります。そこには、シャッターを下ろしたままの店、取り壊し途中の店、あるいは既に店は撤去され整地化された空間がありました。そう、この辺りは、いわゆる再開発の波が、まさにその時、押し寄せていたのです。

この「日乃出湯」という銭湯も、時代の流れとともに、その役割を終えたのだろうと思います。今となっては人々の記憶の中にあるのみです。

先日、久しぶりに島田の町を歩いてみました。そこには、寂れたシャッター街はなくなった代わりに、綺麗に整備された道路がありました。それはそれで良いのですが、不幸なことに、古くからの宿場町の風情も同時に無くなってしまったようです。この再開発事業の結果はどうだったのでしょうか。この通りに人々は戻ってきたのでしょうか。どうやら再開発の方法自体を考え直さなければいけないようです。
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