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第93話 ヨット・ハーバー(サンフランシスコ、2000年)

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サンフランシスコのフィッシャーマンズ・ワーフに隣接するようにヨット・ハーバーがあります。ヨットの経験が全くない僕でも、想像するだけで、心が弾んできます。青い空、白くて大きな帆、水しぶきをあげながら進むヨット、実際に経験しなくても、そんな環境が身近にあるだけで、心豊かな気分になります。

同じ西海岸にあるシアトルやバンクーバーも、気候の良い時期は、サンフランシスコと同じ雰囲気のある街です。これらの街に住んでいる人に共通する点は、多くの人が、その街に住むことを心から楽しんでいるということです。例えば、転勤等の理由で、その街を離れなければならなくなった時、日本人の多くは「会社の都合」に従うでしょう。一方、中には、まず、自分の愛している街に住むことを優先し、そのためには転職も辞さないと考える人がいます。自分の生活の「軸」を何処に置くかの違いだと思います。僕はいわゆる転勤族なので、将来、自分が何処で生活するかは、実質的に会社都合により変わります。これには、僕自身、とても抵抗があります。自分の意思で、自分の住む街を選ぶことは、そんなに贅沢なことではないと思うのですが、現実は、それほど容易ではないのかもしれません。

朝のヨット・ハーバー、時折、停泊中のヨットが小波に揺られゴトゴトと音がしていました。この街もいいなぁ、と思いました。
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