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第101話 港町の商店(鞆の浦、2001年)

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コンビニが増えてきたのは何時の頃でしょう。二十数年前は、コンビニは、まだ一般的ではなかったように覚えています。それよりもずっと以前、ちょっとした買い物は、いつも地域にある「○×商店」とか「×△酒店」とか、「□×文具店」で済ませていました。この三つの店があれば、日常に必要なものは、だいたい揃えることができる。そんな店は、小さい頃から、ずっとそこにあるので、店の人は皆、僕を小さい頃から知ってる。そこでコミュニケーションが生まれ、成長しても、記憶として残ります。野球カードや仮面ライダーのカード集めに夢中になってた頃なので、今から三十年も前のことです。
 
そんな家族経営型の店は、どんどんと少なくなっています。時代の流れなのでしょう。数十年もの長い間、そこにあった商店の場所には、今では、セブン・イレブンやローソンがあります。コンビニは、小奇麗だし、商品の品揃えも多いし、最近では、振込みは勿論、多くのことができるようです。でも、それだけ。どこのコンビニも同じ。その店に対する思い入れはありません。ところで、小学生の息子は、やはり、この時代の子供、三十年後、彼の記憶の中には、コンビニがあるのでしょう。
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