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第119話 町の芥子色(ホイアン、2007年)

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どうやらベトナムの民家の色は、芥子色(からし色)が標準のようです。芥子色といっても、個々の民家により、微妙な色合いが異なります。これは、用いた塗料が異なるのか、あるいは、経年変化により、色調が微妙に変化するためだと思います。確かに、亜熱帯気候のベトナムの夏の強い日差しを浴びれば、退色も加速するのかもしれません。
 
例えば、連なるように建っている民家の壁は、一言で言えば、どれも芥子色なのだけど、それぞれ経年変化の度合いがまちまちです。結果的に、いろんな芥子色が並び、それは、あたかも色鉛筆の色見本のようだったり、グラデーションのようにも見え、それが、ベトナム特有の空間を醸し出しています。それに、芥子色の壁と青い窓も、好きなコンビネーションです。
 
歩いていると、まさに建築中のレンガ造りの家がありました。ただ、レンガを積み上げる作業は、どこか「三匹の子豚」の子豚さんの手法とほぼ同等と思われます。ここベトナムでの建築技術とか塗装技術は、かなり大雑把です。ここでは、それはそれで良しということなのです。
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