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第126話 旧市街の色(ホイアン、2007年)

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ホイアンの旧市街の町並みは、懐かしく感じると同時に、奇妙な安堵感を覚えます。とても居心地が良いのです。ベトナムの町には、鮮やかな色が多いのですが、決して、ケバケバしいものではなく、町の雰囲気に溶け込んでいます。例えば、建物の壁の芥子色は、刺すような日差しや豪雨により、だんだんと色褪せてきます。この色褪せの程度は、建物によって異なり、その結果として、同系色にも関わらず、微妙に色合が異なり、そんなところも素晴らしい。
 
町を歩いていると、ホイアン・日本交流フェスティバルのイベントのひとつとして、写真展が開かれていました。日本の女性カメラマンによるもので、ホイアンの町の人々を題材にした作品は、どれも素晴らしいものでした。実は、その写真展の前に、古いM型ライカを首から下げた少し年配の女性を通りで見かけたのですが、そのかたが、そのカメラマンだったのかもしれません。彼女のライカに付けられていた金属製のレンズフードがとても使い込まれていたのが印象に残っています。確かに、ベトナムのこの古い町並みには、デジカメよりも、金属性の機械式カメラが良く似合うと思いました。
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