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第131話 街の二面性(ハノイ、2007年)

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一般に、ベトナムの物価は安いのですが、それは、あくまでも外国人から見た話です。日本人旅行者からみると、ベトナムでの滞在費は、例えば、欧米と比べて、かなり低く抑えることができます。ハノイに住む人の平均的な月収は、五十米ドル程度(約六千円)だそうです。一方、この街の人達にとっては生活必需品でもあり財産でもあるバイク(カブ)の値段は、いわゆるホンモノの日本製で二十万円だそうです。バイクがないと仕事にならないから、ベトナムの人達は、長期のローンを組んで手に入れるそうです。
 
ハノイの街には、市場のような地元密着型マーケットと、富裕層や外国からの旅行者相手のブランド店の両方が存在します。もしかしたら、ブランド品も安く手に入るのではという期待があったのですが、実は、ちゃんとした立派な値段がついています。つまり、こういうことです。数十円のガムを売るために、深夜までホテルやレストランの周辺で「待ち伏せ」してる子供達がいます。また、朝から晩まで野菜や花束を売り歩く行商人がいます。そんな彼らの歩くすぐそばで、彼らの月収の何十倍も何百倍もする鞄や靴が売られています。そんな二面性のある街です。
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