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第178話 らせん階段(シュツッツガルト、2007年)

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毎日使うモノは、出来るだけ、自分の気に入ったものを長く使いたい。筆記用具、手帳、それに鞄は、どれも仕事に必要なものです。デザインもそうですが、どれも手で使うものだから、手に持った時の感覚、例えば、重さとかバランスとか、が重要なポイントです。
 
何年か前、少しだけ電子手帳を試したことがあったのですが、直ぐに、「これは違う」と思いました。手帳に走り書きする行為は、それ自体が臨場感があり、自分で作り上げていくという感覚は、電子手帳では得られません。モレスキンの手帳とビスコンティのボールペンは、やはり手に持った感覚が素晴らしく、ここ数年の僕のお気に入りです。グローブトロッターのアタッシュケースとスーツケースも僕の愛すべきモノ達のひとつです。百年以上の歴史ある英国メーカーのもので、あのダイアナ妃も愛用したらしい。どれも毎日使うし、海外出張にも持っていくから、だんだんと傷ついたり汚れたりします。だから余計に愛着が湧いてきます。
 
その日、ドイツのシュツッツガルトにある、良い言い方をすれば、かなり古典的なホテルに泊まりました。ホテルのらせん階段も趣きがあるのですが、二十キロもあるスーツケースを抱えて登るのは、とっても大変でした。
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