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第185話 旅散歩の勧め(コペンハーゲン、2007年)

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『百聞は一見に如かず』という諺があります。これは、『繰り返し話を聞くよりも、実際に自分の目でたしかめてみたほうがよくわかる』の意味です。確かに、正解と言えなくもないのですが、全てがそうとは限りません。見るもの全てが、正しいとは限らないし、まず、モノの見方には個人差があります。本当のところは、実は、百人から意見を聞いた方が、正確に理解できるかもしれません。要するに、見るだけではなく、それを、自分の中で、考え理解する作業が必要なのです。
 
一方、ヒトには、視・聴・嗅・味・触の五つの感覚が備わっています。見るだけではなく、他の四つの感覚が連動するのです。特に、嗅・味・触の三つの感覚に関しては、こればかりは、他人の話を百回聞いても、正確に理解することはできません。これこそが、旅をする理由の大きな部分だと思います。その街の風景や音は、例えば、写真やテレビ番組から想像できても、街の匂い、郷土料理の味、握手した感じはやはり体験してみないと理解ないのです。
 
ヨーロッパの街には石畳の道が多い、という話題は、以前にも取り上げました。石畳の通りを歩くと、靴を通して、その凸凹の感触が伝わってくるのですが、こればかりは、想像は出来ても、実際にどんな感じなのかは、歩いてみて初めてわかるのです。
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