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第186話 午後の長い街(ダブリン、2008年)

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六月後半のある日、僕はアイルランドのダブリンという街の中心部にいました。
 
その日、成田空港から、JAL便でパリのシャルルドゴール空港へ、そこからエール・フランスでダブリン空港に降り立ちました。簡単な入国審査を受け、空港の外に出ると、どういう訳か、まだ昼過ぎのように明るいのです。現地時間では、午後八時を過ぎているはずなので、一般的には、既に夜です。タクシーの運転手さん曰く、一年のうちのこの時期は、陽が沈むのは午後十時半頃で、おまけに朝の四時には、もう陽が昇るらしい。
 
ダブリンは、僕にとって初めて訪れる街です。いつもの寝不足で、頭はボーッとしているのですが、タクシーの窓から眺める街の建物や看板、そこを歩く人々は、それだけで、とても新鮮に感じられます。そんなワープしたみたいな感覚がとても好きです。そう、ドラえもんの「ドコでもドア」みたいな感覚です。
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