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第199話 アメリカン・ガール(サンタモニカ、2008年)

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ここに一冊の大型の画集があります。アメリカの画家であるノーマン・ロックウェルのイラスト集で、十数年前に手に入れたものです。古き良き時代のアメリカ人の庶民の生活をポップなタッチで描かれたロックウェルの作品は、日本でも人気です。彼の作品には、ユーモラスでウィットの効いたもののほか、人種差別や戦争を取り扱った社会性の強い作品もあります。ロックウェルの作品を見て、いつも感心するのは、構図が素晴らしいことです。彼の作品は、絵画でありながら、どこかスナップ・ショット的な感覚があり、そのため、登場人物がとても生き生きとしています。
 
以前より、ロックウェルの作品を踏襲した世界を、写真で表現するという試みは非常に面白いのではないか、とぼんやり思っていました。やはり、同じような事を考える人がいるもののです。先日、出張先のロサンジェルス空港の売店で、「デジタル・フォト・プロ」という雑誌をめくったら、そのようなことを試みている写真家の特集がありました。
 
母親に連れながら横断歩道を渡っているその少女は、少し生意気で、あたかも自信満々の様子であり、それはしっかりと母親から受け継いでいるように思いました。
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