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第204話 サンフランシスコ寸景:ビーチストリート(2009年)

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家族連れの集まるフィッシャーマンズワーフは、独り歩きの僕にとって、どこか居心地が悪く、だからそこを離れて通りを歩き始めました。ビーチストリートは、このあたりで最も賑やかな通りで、土産物屋、Tシャツ屋、カメラショップ、レストランやカフェが立ち並んでいます。
 
カメラショップは、どこか秋葉原の路地に見かけるような、少しだけ怪しさが漂っている店が多い。ショーウインドウを覗いてみると、最近のデジカメが所狭しと並んでいるのだけど、決して安く手に入るというわけではないようです。8年前は、まだ銀塩フィルムカメラばかりだったのに、今ではデジカメがやっぱり多勢を占めています。その頃は、35ミリレンズのコンパクトカメラにモノクロフィルムを入れて、このあたりを散歩していました。コニカ・ヘキサーというカメラで義父からプレゼントされたもので、使い勝手も写りもとても気に入っていました。その時の写真は、このフォトモノログでは第82話から第95話で紹介しました。
 
最近はもっぱらデジカメです。持ち歩くカメラがフィルムからデジタルに変わると、写真の撮り方も変わった気がします。フィルムカメラでは、フィルムに制限(24枚か36枚)があるから、必然的に被写体を吟味する。一方、デジタルの場合は、メモリカードに入るだけ、場合によっては何百枚も撮れてしまう。また、デジタルでは、フィルムと違って、撮った画像がその場で確認できるものだから、ついつい道端でカメラの液晶を覗きこんでしまう。そう、デジタルカメラは何かと忙しいのです。だから、散歩のペースもスタイルも、フィルムとデジタルでは変わってくる。勿論、デジタルは便利な部分が多いのだけど、そんなことを考えると、スローなフィルムカメラの方が、散歩カメラには適してるのかなあ、なんて思ったりします。
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