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第218話 長距離フライトの憂鬱(ロサンジェルス、2008年)

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長距離フライトはやっぱり苦手です。特に、あのエコノミー席の閉塞感は堪え難く感じます。日本人ではごく平均的な身長の僕でさえ、そう感じるのだから、例えば、180センチの堂々とした体格の人が身体を折り曲げるように、あの座席に座っているのを見ると、可哀想になる。
 
飛行機の旅は苦手なのだけど、海外に行く手段にあまり選択肢はなく、なんとか十数時間のエコノミー席の旅を出来るだけ快適にすることを考えてみます。

(1)窓側か通路側の選択は個人の好みによるのだけど、僕の基本は、やはり通路側です。席を立ち上がりたい時に、誰かを立たせるのは、やはり精神的なストレスがあります。それに出来れば、中央席の通路側がいい。簡単に言えば、僕が席を立たなければトイレに行けない人が何人いるか、ってことです。あるいは、「添乗員席」の前の席では、足が伸ばせるし、立ち上がるのも誰にも迷惑はかけません。でも、こっちに向いて座ってる添乗員さんなので、時々目のやり場に困ることもあります。食事の時も背を倒しておける一番後ろの席も捨てがたい。
(2)靴はすぐ脱ぎ、携帯スリッパがとっても快適です。これは旅慣れた人の定番ですね。
(3)席に着くと、まずは必要なものを入れておいたポーチを取り出しておきます。ポーチの中には、文庫本が2冊、iPod、ヘッドフォン、メモ調と筆記用具など。
(4)ノイズキャンセリング機能のついたヘッドフォンはかなり快適です。エンジン音が気にならなくなり、普通の音量で普通に音楽が聴ける。これにより、ストレスも疲れもかなり軽減できることを知ったのは最近のことです。
(5)通路側の僕は、飛び立つ前に、いつも隣人に話かけます。「席を立ちたい時はいつでも言ってくださいね。」、それに「この肘掛けはあなたが使っていいですよ」。大抵はとっても喜ばれます。そして張りつめた空気感が緩くなるのがわかります。そんな隣人への気配りにより、お互いに無用なストレスを感じないで済むのです。

 
考えようによっては、機内での時間が快適であれば、それは誰にも邪魔されずに、自分のしたいことができる自分だけの貴重な時間になるのです。
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