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第220話 ルパン三世の愛した車(コペンハーゲン、2010年)

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午前6時、コペンハーゲンの街なかの路地に停められていた一台の車、日本でも、あのルパン三世の愛車として良く知られる「フィアット500」です。この型が最後に生産されたのは、多分1970年代だから、少なくとも30年以上前の車ということになります。その愛らしい姿に、思わず振り返る人も多いと思います。
最近、このフィアットの新型が発売されたのは記憶に新しいところ。僕も心待ちにしていました。新型車は、いわゆる現代のクルマでありながら、先代のイメージを上手に取り入れているように思います。このあたりは、僕の愛車のクラシックミニとニューミニの例と良く似ていますね。但し、現代のクルマは、やはり現代のクルマ、乗り心地も、安全性も、あるいは環境的にも、旧車よりも優れているはずなのに、何か物足りなさを感じてしまいます。懐古趣味といわれれば、それまでなのですが、いわゆる「モノ」とか「道具」的に、古いものの方が魅力を感じることがあります。

例えば、フィルムカメラとデジタルカメラ。現像のための廃液を出さないデジタルカメラなのですが、フィルムと印画紙からなる独特の粒状を持つモノクロ写真は美しい。あるいは、白熱電球とLED蛍光灯、環境的に劣るものの、優しくて暖かみのある白熱電球の方が僕は好きです。

勿論、新しいモノは、やっぱり使い易いし、快適なはずだから、それは必要だと思います。でも、拘るところは、拘りたいと思います。古いモノも新しいモノも上手に付き合っていきたいものです。
そうそう、今度、息子にレコードの音を聴かせてやろうと思います。
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